Adobe AIR署名方法
本ページに記載されている手順は環境により異なる場合があり、実際の動作を保証するものではありません。
アプリケーションやツールなどの仕様や設定手順等でご不明な点がある場合は、それらのマニュアルをご確認いただくか、提供元にご連絡ください。
※この手順によって生じた影響や結果について、弊社では一切の責任は負いかねます。
また、業界規定の変更によりOVコードサイニング証明書のPFX形式のファイルでの発行は終了いたしました。
EV版同様に、DigiCertハードウェアトークン(USBトークン)またはHSM(ハードウェアセキュリティモジュール)をご利用いただく必要がございます。
コードサイニング証明書とAdobe AIR
コードサイニング証明書で署名されていないAdobe AIRコードは実行できません。
コードサイニング証明書での署名が義務付けられたことでユーザーは安全にAdobe AIRを利用できるようになっています。DigiCert のコードサイニング証明書はそのコードの署名者の実在を証明し、コードが第三者によって改ざんされていないことを保証します。
コードサイニング証明書のインストール
コードサイニング証明書は【your_name.pfx】のような名称のPFX形式でお送りします。これを Adobe AIRの署名を行うマシンの安全な位置に保存してください。ファイル名は任意で変更できます。
何らかの理由でお送りしたPFX形式のコードサイニング証明書が失われ、Windowsストアにインストールされてしまっている場合、またはMozilla Firefoxの証明書ストアに保存されている場合は、以下の手順でコードサイニング証明書をエクスポートしてください。
この時設定するパスワードはコードへの署名時に必要ですので忘れないようにしてください。忘れた場合は、再度のエクスポートが必要です。
Windows ストアにインストールされている場合
コードサイニング証明書をエクスポートする方法を参照しPFX 形式証明書を作成してください。
Mozilla Firefoxの証明書ストアに保存されている場合
Firefoxで以下手順を行いコードサイニング証明書をエクスポートしてください。
「ツール」->「オプション」->「詳細」->「証明書」->「証明書を表示」->「個人証明書」と進み証明書を選択し「エクスポート」をクリックしてください。
AIR Developer Toolで署名する
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公式サイトから、Adobe AIR SDKの最新版をダウンロードしインストールしてください。
2014年6月1日現在の最新バージョンは Adobe AIR 2.7 SDK です。
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Adobe AIR SDK bin フォルダーにパスを通します。
パス設定は、「スタート」->「コンピュータ」->「プロパティ」->「システムの詳細設定」->「環境変数」->「システム環境変数」->「Path」->「編集」の手順で行えます。
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.air パッケージのフルパスでのファイル名を決め、.pfx ファイルのフルパスを取得します。
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Adobe AIR の定義ファイル application.xml が保存されたフォルダーで以下コマンドを実行します。
c:\path\to\xml> adt -package -storetype pkcs12 -keystore "c:\path\to\your\certificate.pfx" "c:\path\to\your\file.air" "application.xml" .
注意:上記コマンドの最後の【 . 】を忘れないようにしてください。
署名の確認
.air パッケージをインストールすることで正しく署名されていることが確認できます。
正しく署名されていない場合
以下のような画面が表示され、インストールできません。
正しく署名されている場合
以下のような画面が現れ、発行者名、アプリケーション名が表示され、発行者IDが検証済みと表示されます。インストールへと進むことができます。