コードサイニング証明書サポート

Microsoft Office VBA署名方法 (旧仕様)OV コードサイニング証明書

本ページに記載されている手順は環境により異なる場合があり、実際の動作を保証するものではありません。
アプリケーションやツールなどの仕様や設定手順等でご不明な点がある場合は、それらのマニュアルをご確認いただくか、提供元にご連絡ください。
※この手順によって生じた影響や結果について、弊社では一切の責任は負いかねます。
また、業界規定の変更によりOVコードサイニング証明書のPFX形式のファイルでの発行は終了いたしました。
EV版同様に、DigiCertハードウェアトークン(USBトークン)またはHSM(ハードウェアセキュリティモジュール)をご利用いただく必要がございます。

DigiCertコードサイニング証明書を使って、Microsoft Office VBAマクロに署名することができます。
署名されていないMicrosoft Office VBAマクロを実行しようとした場合、デフォルトでは実行できません。
署名済みのマクロを配布するようにすることで、改ざんを防ぐことができ、安心して利用してもらえるようになります。

USBトークンに設置されたEV/OVコードサイニング証明書を利用して署名する場合は、EVコードサイニング証明書でOffice 2010 Visual Basic Scriptに署名するを参照してください。

DigiCertコードサイニング証明書をインストールする

当社からお送りするコードサイニング証明書は your_name.pfx のような名称のPFX 形式の証明書です。これを署名を行うマシーンの安全な位置に保存ください。ファイル名は任意で変更できます。

DigiCertコードサイニング証明書をインポートするを参照し、証明書をWindows証明書ストアにインストールしてください。

Microsoft Office VBA マクロに署名する手順

以下では Microsoft Word2010を例に手順を説明しています。Excel等他のアプリケーション、2007、2013等他のバージョンでは画面表示が異なりますが、手順はほぼ同様に設計されています。

  1. MS Word 2010 を開き「Alt + F11」で 「Visual Basic Editor」を立ち上げます。


  2. 左メニューで「Microsoft Word Object」を右クリックし、「挿入」->「標準モジュール」の順にクリックします。


  3. 空の「Microsoft Visual Basic window」が開きます。左メニューでモジュール名を右クリックし、「ファイルのインポート」で VBA マクロを読み込むか、直接「Microsoft Visual Basic window」にコードを貼り付けます。


  4. メニューバーの「ツール」サブメニューの「デジタル署名」の順にクリックします。


  5. 以下の「デジタル署名ウィンドウ」が開きます。「選択」をクリックします。


  6. 開いたウィンドウで証明書を選択し「OK」をクリックします。


  7. 以下のように表示されれば完了です「OK」をクリックしファイルを保存してください。



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