ニュースソース:Australian Government Department of Home Affairs
以下は 2018年08月29日に公開された Five Country Ministerial 2018を要約したものです。
5カ国閣僚会議(FCM)は第二次世界大戦後に発足したオーストラリア、カナダ、ニュージーランド、英国、米国の5か国の保安担当閣僚のパートナーシップが現在においても5か国の安全と繁栄にとって基本的であることを再確認した。
インターネットは多くの利点を提供しているが、一方、人々が犯罪を遂行し、不正なコンテンツを広める機会を提供する。政府は、国境を越えた人々を物理的脅威とデジタル脅威から守る責任がある。
暗号化はデジタル経済、安全なサイバースペース、個人情報、商業情報、政府情報の保護にとって不可欠である。5カ国は、暗号化メカニズムを弱めることに関心がない。ただし、エンド・ツー・エンドの暗号化を含む暗号化は、テロや犯罪行為の実施にも使用されている。
諜報機関や法執行機関が合法的に暗号化されたデータや通信にアクセスできないことは、地域社会を保護する法執行機関の機能を束縛する結果をもたらす。我々は、人権と基本的自由を尊重しながら、暗号化によって提起された正当なアクセスへの挑戦を解決するための業界との議論の枠組み(証拠と暗号化へのアクセスに関する原則)Statement of Principles on Access to Evidence and Encryptionを定めている。