Internet Society 人工知能報告書

2017年5月1日

ニュースソース:Internet Society

以下は 2017年4月26日に公開された Will Artificial Intelligence Change The World For the Better? Or Worse? Read our new policy paperを要約したものです。


インターネットソサエティ(ISOC)は、「人工知能(AI)と機械学習に関する報告書」をリリースしました。
このリリースは、AI技術がもたらす機会や課題に注目し、正しい情報に基づく議論をサポートすること、また「Siri」や「Alexa」などのスマートアシスタントやメールのフィルタリング機能など、アルゴリズム開発に特化したAI技術である機械学習への理解を深める目的で準備されました。

国際的な議論においても、人工知能は重要な部分を占めるようになっています。
デュッセルドルフで開催されたデジタル化担当閣僚会議では、デジタル分野に関する政策、AI駆動の利用研究、その生産性や成長戦略について話し合いが行われました。

人工知能の高度な認知能力によって新たなタスクの可能性が生まれ、人間以上の結果を得ることも実現しはじめています。
新興市場や既存の産業でも、AIを搭載したオートメーションを導入することで生産性の大幅な向上が期待できます。

人工知能は、より安全な医療・生産性の向上・生活の質を高めるなど、さまざまなアプリケーションに活用することが可能で、まさに世界をより良くするテクノロジーです。
しかしながら、セキュリティ、機械技術に対する不信感・人間の雇用を奪うなどの課題も存在しています。

民間企業では人工知能の導入が進み、AI技術開発への投資も増加傾向にある一方で、労働者にとっては仕事が奪われる脅威をもたらしています。
誰が恩恵を受けるのか、何が失われるのかをしっかり見定める必要があるといえます。

人工知能が経済分野にとどまらず、人間のネット環境にまで影響するようになれば、アカウンタビリティ・オープン性・安全性・セキュリティ・社会経済的な影響など、ユーザの関心は今後さらに高まるでしょう。