米国連邦取引委員会(FTC)が家庭用IoTデバイスのセキュリティツールコンテストを開催

ニュースソース:FTC (米国連邦取引委員会)

※以下の文章は、IoT Home Inspector Challengeを要約したものです。

2017年1月4日、米国連邦取引委員会(FTC)は、家庭用IoTデバイスのセキュリティツールコンテスト「IoT Home Inspector Challenge」を開催すると公表しました。
家庭用IoTデバイスにおけるセキュリティの脆弱性問題の解決につながる新しいツールを公募しています。

開催の背景には、IoTデバイスを標的としたハッキングが米国を中心に近年増加していることがあります。
IoTデバイスの脆弱性は、ユーザーが工場出荷時のデフォルト設定を更新していない場合に、パスワードを推測されやすいことやシステムの更新がなされていないことが大きな原因とされています。
「IoTのセキュリティにおいて重要なことの1つは、更新とセキュリティパッチの提供です」とFTCは述べています。
参加者はこうした問題を解決するツールを開発することが求められます。

登録・提出の期限は2017年5月22日午後12:00(EDT)です。
参加者は18歳以上で、次の条件を満たし、a.ツールの概要書、b.デモ用動画、c.詳細説明書を提出することなどが参加要件です。

審査対象となるための条件

  • ツールは、少なくとも古いソフトウェアによって生じる脆弱性問題の解決に役立つこと
  • 参加者は、ポリシーまたは法的解決策ではなく、技術的解決策を提出書に示すこと
  • ツールは、現在市販されている家庭用IoTデバイス上で動作すること
  • ツールは、収集したデータを通信中と停止中の両方において保護できること
  • ツールの採用によりツールそのものが追加で引き起こす可能性のあるセキュリティリスクを回避または緩和する方法を提出書において説明すること(例:家庭内ネットワークの検査・ソフトウェア更新の促進)

審査は100点満点の採点方式で、動作性に60点、ユーザーフレンドリー性に20点、スケーラビリティ(拡張可能性)に20点の配分がなされます。
最優秀賞(最大1点)に25,000ドル、参加特別賞(最大3点)に3,000ドルの賞金が与えられます。賞の発表は2017年7月27日の予定です。
詳細情報はFTCのサイトで公開されています。

カテゴリー: IoT