スカイプビジネス版 SDN Interface version 3.0 では TLS1.1. と SSL 3. 利用不可

ニュースソース:MSDN

以下は 2017年2月27日に公開されたSkype for Business SDN Interface Release Notes を要約したものです。


マイクロソフト スカイプ ビジネス版(Skype for Business SDN Interface version 3.0)はネットワーク管理システムの機能を持ち、ネットワークトラフィックをモニターし音質を最適化します。

新機能

  • 新しいWiFiメトリクス
  • スキーマの検証の緩和
  • SDNマネージャーとダイアログリスナー間でのSSL接続はTLS1.2をサポートする必要があります。SDNマネージャーと加入者間のSSL接続もTLS1.2 0のサポートが必要で、安全上TLS1.1. や SSL 3. は使用できません。古いバージョンのOSを使用する場合は注意してください。
  • VbSSのサポート
  • カスタマーエクスペリエンスレポート
  • SDNマネージャーパワーシェルの追加コマンド

注意点

  • LDL自動インストールパラメータは使用できません。
  • 加入者またはリスナーのアウトプットファイルを特定できません。
  • 加入者の名前の大文字小文字を区別していましたが、3.0では無視されます。
  • ダイアログリスナーはデフォルトでインストールされ自動FEサービスを開始します。
  • MSPLスクリプトを使用しMSDiagnosticsに含まれる個人情報の漏えいを防ぐ必要があります。
  • LSM自動インストールでは必須パラメータが抜けているかどうかをチェックしません。
  • WS2008R2(Windows Server 2008 R2)はTLS1.2をデフォルトでサポートしていないため、WS2008R2にインストールされたSDNマネージャーへダイアログリスナーからSSLを使って接続することはできません。SDN マネージャーのホストコンピューターは TLS1.2 をレジストリでサポートする必要があります。
  • Lync 2010のサポートを廃止予定です。
  • InCallQoEとInCallQoSの起動・停止の設定ミスが起こりやすいです。
  • インストールやアップグレード時に設定が変更されるため通話エラーが報告される場合があります。