SSL・EV SSL サーバー証明書 サポート

F5 BIG-IP での CSR 作成方法

本ページに記載されているCSRの作成方法は、基本的な構成を元にしています。
システム環境等の設定状況により、手順や画面表示が異なることがあります。
アプリケーションやツールなどの仕様や設定手順等でご不明な点がある場合は、それらのマニュアルをご確認いただくか、開発元にご連絡ください。

※この手順によって生じた影響や結果について、弊社では一切の責任は負いかねます。

F5 BIG-IP での CSR

F5 BIG-IP ロードバランサー (version 9) での CSR 作成方法

  1. ブラウザから F5 BIGIP web GUI を起動する
  2. Local Traffic 内の “SSL Certificates” を選択する
  3. “General Properties” で証明書の名称を入力する(この名称をインストール時に利用します)
  4. Certificate Properties で以下の情報を入力する

    Issuer(証明書発行者): Certificate Authority を選択

    Common name(コモンネーム): SSL 証明を要求する権限あるドメインネーム(FQDN)そのもの、あるいはホスト名を入力 (例 www.domain.com, mail.domain.com, *.domain.com)

    Division(部門名):部門名を入力 (例 Information Technology, Marketing)

    ※2020年12月末をもって組織内の部署名(Organizational Unit Name)の運用は終了いたしました。
     2021年1月以降に発行される証明書に組織内の部署名は反映されません。

    ※関連情報
     OUフィールドの廃止に関するご案内

    Organization(組織名): 法律上登録された法人の正式名称または個人名を入力 (例 DigiCert Inc)

    Locality, State or Province, Country(地域(都市)、都道府県、国名): 組織の正式住所を入力 (例 Setagaya, Tokyo, Ja)

    E-mail Address(電子メール): CSR 作成の電子メールを入力

    Challenge Password, Confirm Password(パスワード): この証明書のパスワードを入力

  5. Key Properties で 2048 を選択する
  6. Finished ボタンをクリックする

    CSR (Certificate Signing Request) テキストファイルが作成されます。ファイルを開き、データ全体をコピーし、サーバー証明書のオーダーフォームに貼り付けます。

旧バージョンでのCSR 作成方法

  1. BIG-IPにrootユーザーでログインし、以下のコマンドを実行する


    # /usr/local/bin/genconf

    法人の正式名称と住所を入力する

  2. 以下のコマンドを実行し CSR (Certificate Signing Request) を作成する


    # /usr/local/bin/genkey www.yoursite.com

    上記事例の “www.yoursite.com” のところには取得するサーバー証明書のコモンネームを入力します。続いて、要求された会社情報を入力します。

  3. /config/bigconfig/ssl.csr/ ディレクトリに www.yoursite.com.csr のようなコモンネーム.csr 名のファイルができています。ファイルを開き、データ全体をコピーし、サーバー証明書のオーダーフォームに貼り付けます。

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