Courier IMAP での サーバー証明書のインストール方法
本ページに記載されているインストール方法は、基本的な構成を元にしています。
システム環境等の設定状況により、手順や画面表示が異なることがあります。
アプリケーションやツールなどの仕様や設定手順等でご不明な点がある場合は、それらのマニュアルをご確認いただくか、開発元にご連絡ください。
※この手順によって生じた影響や結果について、弊社では一切の責任は負いかねます。
システム環境等の設定状況により、手順や画面表示が異なることがあります。
アプリケーションやツールなどの仕様や設定手順等でご不明な点がある場合は、それらのマニュアルをご確認いただくか、開発元にご連絡ください。
※この手順によって生じた影響や結果について、弊社では一切の責任は負いかねます。
Courier IMAP でのインストール手順
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証明書ファイルの収集:お送りした証明書ファイルと中間証明書ファイル、CSR作成時に生成された秘密鍵(your_domain_name.key)が証明書をインストールするサーバー上にあることを確認します。
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結合された .pem 証明書ファイルの作成:テキストエディタを開き、そこにお送りした証明書と保存されている秘密鍵の内容を以下の順番で貼り付け、ファイル名を【digicertpack.pem】として保存します。-----BEGIN CERTIFICATE-----
(SSL証明書: your_domain_name.crt)
-----END CERTIFICATE-----
-----BEGIN RSA PRIVATE KEY-----
(秘密鍵: your_domain_name.key)
-----END RSA PRIVATE KEY-----※各証明書は、'BEGIN'と'END'タグを含めすべてをコピーし貼り付けてください。 -
DigiCert中間証明書を保存:中間証明書ファイル(DigiCertCA.crt)の内容をテキストエディターにコピーし、ファイル名を【digicertca.txt】として保存します。
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Courier IMAPでの設定:imapd-sslファイルを開きます(通常は/usr/lib/courier-imap/etc/にあります)。
- 以下の指定をフルパスのファイル名で行います。
- TLS_CERTFILE=/some/path/digicertpack.pem
- TLS_TRUSTCERTS=/some/path/digicertca.txt
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SSL3を許可している以下の行を確認してください。ない場合は追加してください。
- TLS_PROTOCOL=SSL3
- 以下の指定をフルパスのファイル名で行います。
POP3での設定:
pop3d-sslファイルを開き(通常、/usr/lib/courier-imap/etc/にあります)、以下の指定をフルパスのファイル名で行います。
- TLS_CERTFILE=/some/path/digicertpack.pem
- TLS_TRUSTCERTS=/some/path/digicertca.txt
ファイルのパーミッション
【digicertpack.pem】がルートだけで読み取り可能となるように設定されていることを確認します。