以下は、DigiCertの発行する「WildCard Plus」と、国内主要認証局が発行しているSSLサーバ証明書のうち、WildCard Plusと同タイプと思われるものについて、価格などを比較した表です。
DigiCertのWildCard Plusは国内の主要認証局が発行するものと比較すると、最安値の証明書の約55%以下の価格で取得でき、非常にお得です。
また、SANへのホスト名の追加も無料で行うことができますので、深さの異なるホスト名も1枚のワイルドカードサーバ証明書で利用することができます。これは他社では提供していない機能と思われます。
例: コモンネーム (CN) *.samp_domain.jpのSANに www.support.samp_domain.jp, mail.support.samp_domain.jp を加える
DigiCert | 他社 | |||
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DigiCert WildCard Plus |
サイバートラスト SureServer |
セコム セコムパスポート |
グローバルサイン 企業認証SSL ワイルドカード |
|
価格/1年間有効 | 148,100円 | 非公開 | 不明 | 179,200円 59,800円(企業認証SSL) + 94,000円(ワイルドカードオプション) |
価格/2年間有効 | 281,390円 | 非公開 | 不明 | 294,000円 114,000円(企業認証SSL) + 180,000円(ワイルドカードオプション) |
コモンネーム (CN) (*.example.com)で取得した証明書は、ドメイン名(example.com)でも有効 | ○ | 非公開 | 不明 | × |
無料での SAN へのホスト名の追加 | ○ | 非公開 | 不明 | 不明 |
無償再発行 | ○ | 非公開 | 不明 | ○ |
上記データは 2014年4月4日現在の、各社のWebページによります。
「不明」と表示しているのは該当認証局のWebサイトでワイルドカードサーバ証明書の説明が見つからなかったことを示しています。
「非公開」と表示しているのは該当認証局のWebサイトでワイルドカードサーバ証明書の詳細はメールでの問合せとなっていたことを示しています。
DigiCert ではフィッシングサイトで利用される可能性のある、「ドメイン認証」「クイック認証」などと呼ばれる証明書の取り扱いはございません。
ワイルドカードの「ドメイン認証」「クイック認証」などと呼ばれる証明書は、特に弊害が多いものととらえています。