ニュースソース:DHS
以下はアメリカ合衆国国土安全保障省によって 2017年3月28日に公開されたFight Against Online Tax Fraudを要約したものです。
多くのアメリカ人がオンラインで確定申告をするようになってから、確定申告時期のオンライン詐欺と、個人情報の漏洩が増加しています。
IRS(アメリカ合衆国内国歳入庁)によると、2016年の確定申告時期には、申告者をターゲットにしたフィッシングとマルウェアの事件が約400%増加しています。
洗練されたサイバー犯罪者たちが個人情報を盗み、税還付金を騙し取ろうとしていますので、必ず警戒するようにしてください。
サイバー犯罪者は、名前・社会保障番号・誕生日さえ分かれば、税還付金を騙し取ることが出来てしまいます。
確定申告の時期だけでなく、常に個人情報をオンラインで共有することに注意を払うべきです。IRSを名乗って個人情報を聞いてくるテキストメッセージ・メール・電話は一切信用してはいけません。
IRSは納税者へ、ソーシャルメディア上・メールまたはテキストメッセージといった電子媒体で個人情報を要求してくることはありません。
「Stop.Think.Connect.」ではオンライン税金詐欺への対策として、以下を推奨しています。
- 信頼が確立された組織以外には、個人情報を提供しない。
- IRSか、税務相談サービスを名乗る偽りのサイトやメッセージに用心する。これらのサイトは合法に見えるので、偽りかを見極めるために注意深い判断が必要となる。
- 税金還付を約束するメッセージに注意する。
- 納税申告書のバックアップをとって、安全な場所に格納する。
- 安全なネットワーク上のみで個人情報を共有する。
更に安全にオンラインを利用するヒントは、直接「Stop.Think.Connect.」をご確認ください。
IRS(アメリカ合衆国内国歳入庁)が提供する「Taxpayer Guide to Identity Theft」ではより詳しい情報が得られます。