SSL・EV SSL サーバー証明書 サポート

Apache cPanelでのサーバー証明書のインストール方法

本ページに記載されているインストール方法は、基本的な構成を元にしています。
システム環境等の設定状況により、手順や画面表示が異なることがあります。
アプリケーションやツールなどの仕様や設定手順等でご不明な点がある場合は、それらのマニュアルをご確認いただくか、開発元にご連絡ください。

※この手順によって生じた影響や結果について、弊社では一切の責任は負いかねます。

Apache cPanelでのインストール手順

以下の説明はcPanel 11 用です。cPanelの別のバージョンへのインストールでは、ここにある手順と異なる場合があります。別バージョンへのインストールについてはホスティングプロバイダー等にお問い合わせください。
  1. 中間証明書ファイル(DigiCertCA.crt)と証明書ファイル(yourdomain.crt)を、キーファイルのあるディレクトリに保存します。
  2. コントロールパネルにログインします。
  3. SSL/TLS Manager」をクリックします。
  4. Generate, view, upload, or delete SSL certificates」をクリックします。
  5. 以下の「Upload a New Certificate section」画面で、「Browse」ボタンをクリックし、先ほど保存した証明書ファイル(yourdomain.crt)を参照します。
    証明書をテキストエディターで開いてコピーしたものを利用する場合は、「Paste the crt below」のボックスに貼り付けます。この際、BEGINとENDタグを含むすべてをコピーし貼り付けてください。


  6. Upload」ボタンをクリックします。
  7. Go Back」をクリックして、ページの最後の「Return to SSL Manager」をクリックします。
  8. Setup a SSL certificate to work with your site」をクリックします。

    このオプションが使用可能でない場合は、サーバー管理者が使用不可にしていることが考えられます。
    この場合は証明書のインストールをサーバー管理者に依頼してください。
  9. Domain」のドロップダウンメニューから、証明書を利用するドメインを選択します。
    システムが証明書と秘密鍵を自動的にロードし下画面のように表示します。表示されない場合は「Fetch」ボタンをクリックしてください。それでも情報が表示されない場合は、サーバー管理者に連絡してください。
  10. 中間証明書(DigiCertCA.crt)をテキストエディターで開き、全文をコピーして「Ca Bundle」欄に貼り付けます。


  11. Install Certificate」をクリックします。証明書がインストールされ、Webサイトがセキュアな接続を受け入れるよう設定されます。
  12. サーバーを再起動します。

テスト

httpsを使用してサイトにアクセスし、Webブラウザで警告やエラーが表示されないか確認します。

少なくとも、Internet ExplorerとFirefoxの両方でテストするのがベストです。Firefoxでは中間証明書がインストールされていない場合に警告が表示されます。

手動での中間証明書インストール

上に示した手順では中間証明書が正しくインストールされなかった場合は、Apacheに直接インストールする必要があります。
Apache設定ファイルへのアクセスを持っていない場合は、アクセス権を持つサーバー管理者が作業を行う必要があります。

  1. バーチャルホストファイルをみつける:

    ファイルの名前や場所はサーバーによって異なります。大抵のApacheサーバーでは、【/etc/httpd/conf/httpd.conf】に設定されています。
    サーバー構成を管理する特別のインターフェースを使用している場合、管理ファイルの一般的な名前は【ssl.conf】です。Apache設定ファイルをテキストエディターで開くと、サーバーに収容されているバーチャルホストの設定を参照できます。

  2. サイト用のセキュアなバーチャルホストを識別する:

    正式な名称とIPアドレス(port 443を含む)を持つ、セキュアなサイト用のVirtualHost設定を見つけます。

  3. SSL用のバーチャルホストを設定する:

    cPanelが最初の3行でSSL構成をすでに設定しています。
    以下の’SSLCertificateChainFile’行を追加して、バーチャルホスト設定を編集します。

    <VirtualHost 192.168.0.1:443>
    DocumentRoot /var/www/html2
    ServerName www.yourdomain.com
    SSLEngine on
    SSLCertificateFile /path/to/your_domain_name.crt
    SSLCertificateKeyFile /path/to/your_private.key
    SSLCertificateChainFile /path/to/DigiCertCA.crt
    </VirtualHost>
    
    上記各証明書ファイルのパスと名前は例です。実際の絶対パスを含むファイル名を指定してください。
    SSLCACertificateFileのパスは、中間証明書の保存時に使用するパスと同じものを入力します。
    中間証明書は、cPanelが証明書を保存したのと同じディレクトリに保存することをお勧めします。
  4. 変更後の設定ファイルを保存します。
  5. 中間証明書ファイルをサーバーに保存:

    中間証明書ファイル(DigiCertCA.crt)が上で設定したパスに保存されているのを確認します。

  6. Apacheを再起動します。

関連情報

RMS

・SSLサーバー証明書

・コードサイニング
その他証明書

・バウチャ(クーポン)

お見積依頼

Copyright © cybervision Hosting. All rights reserved.