SSL・EV SSL サーバ証明書サポート

Exchange 2013でのCSR作成方法

Exchange 2013上で利用する証明書を更新する場合には、以下のページをご覧ください。
Microsoft Exchange 2013証明書の更新方法>>
本ページに記載されているCSRの作成方法は、基本的な構成を元にしています。
システム環境等の設定状況により、手順や画面表示が異なることがあります。
アプリケーションやツールなどの仕様や設定手順等でご不明な点がある場合は、それらのマニュアルをご確認いただくか、開発元にご連絡ください。

※この手順によって生じた影響や結果について、弊社では一切の責任は負いかねます。

Exchange 2013はさまざまな面で機能が強化されており、「Exchange 管理センター(EAC)」にブラウザからアクセスしてExchangeサーバー管理ができるようになりました。
以下が「Exchange 管理センター (EAC)」で、Exchange 2013のCSRを作成する手順です。

※2020年12月末をもって組織内の部署名(Organizational Unit Name)の運用は終了いたしました。
 2021年1月以降に発行される証明書に組織内の部署名は反映されません。

※関連情報
 OUフィールドの廃止に関するご案内

[Exchange 管理センター (EAC)] でCSRを作成

  1. ブラウザから https://localhost/ecp へアクセスし、Exchange 管理センターを開きます。
    「証明書のエラー」は無視してください。
  2. ユーザー名(Administrator あるいは<ドメイン名>\Administrator)とパスワードを入力し、ログインします。

    ログイン

  3. はじめてExchange 管理センター (EAC)にアクセスした場合、以下の画面が表示されます。
    内容を確認し、[保存] をクリックしてください。

    内容を確認し[保存] をクリック

  4. Exchange 管理センター (EAC) 左側のメニューから [サーバー] をクリックし、上部メニューの [証明書] をクリックします。

     [サーバー] をクリックし、上部メニューの [証明書] をクリック

  5. [サーバーの選択] 欄に正しいFQDN(ホスト名)が記載されていることを確認し、直下の [+] アイコンをクリックします。

    正しいFQDN(ホスト名)が記載されていることを確認し、直下の [+] アイコンをクリック

  6. Exchange 証明書の新規作成ウイザードが開きます。[証明機関発行の証明書の要求を作成する] が選択されている状態で、[次へ] をクリックします。

    [証明機関発行の証明書の要求を作成する] が選択されている状態で、[次へ] をクリック

  7. [この証明書のフレンドリ名] の欄に覚えやすい名前(この証明書として識別できるもの)を入力し、[次へ] をクリックします。

    証明書の名前を入力し[次へ] をクリック

  8. ワイルドカードサーバー証明書のCSRを作成する場合
    [ワイルドカード証明書を要求します] をチェックし、[ルートドメイン] 欄に * を除いたFQDN(ホスト名)を入力し、[次へ] をクリックします。
    それ以外の場合
    この画面では何も入力せず [次へ] をクリックしてください。

     [次へ] をクリック

  9. [このサーバーに証明書要求を格納] 欄右側の [参照] をクリックします。

    [参照] をクリック

  10. [サーバーの選択] ウィンドウが表示されますので、サーバーの一覧からこの証明書を格納するサーバーを選択し、[OK] をクリックします。

    証明書を格納するサーバーを選択し、[OK] をクリック

  11. [このサーバーに証明書要求を格納] 欄に正しいサーバー名が記載されたことを確認し、[次へ] をクリックします。

    正しいサーバー名が記載されていることを確認し、[次へ] をクリック

  12. 必要に応じ、[証明書に含めるドメイン名を指定します] メニューで<未指定>のサービスに正しいドメインを指定します。指定するには、該当欄を選択した状態で鉛筆アイコンをクリックします。

  13. [ドメインの編集] ウィンドウで [アクセスの種類] に対応したFQDN(ドメイン)を入力し、[OK] をクリックします。

  14. 指定が完了したら、[次へ] をクリックします。
  15. 証明書に含められる FQDN(ドメイン)を確認します。ここで必要に応じ、追加、編集、削除ができます。確認後、[次へ] をクリックします。

  16. 組織に関する情報を入力します。
    [国/地域名] はリストから選択します。それ以外はすべて英文で入力します。
    入力が完了したら、[次へ] をクリックします。

  17. 証明書要求を保存するファイルを指定します。指定は、【\\サーバー名\フォルダー名\ファイル名】とします。ファイル名は拡張子を .req とします。保存先のフォルダーは空で、このプロセスの実行者が書き込み権限のあるものでなければなりません。
    ファイルの指定が終ったら、[完了] をクリックします。

  18. 指定した保存先の .req ファイルをテキストエディタで開き、BEGINタグとENDタグを含む全ての情報をコピーしてオーダーフォームのCSR入力欄に貼り付けてください。

Exchange Management Shellを使ってCSRを作成する

  1. Exchange 2013のCSRを作成するウイザードを開きます。ウイザードの右側のガイドに従って、必要事項をフォームに入力すれば、Exchange Management Shell用のコマンドができます。

    Preview of microsoft CSR Wizard

  2. Exchange Management Shellを立ち上げてください。
  3. Exchange 2013のCSRを作成するウイザードで得られた以下の様なコマンドを改行なしでshell画面に貼り付けてください。

    $reqfile = New-ExchangeCertificate -GenerateRequest -SubjectName
     "c=US, l=YourLocalityOrCity, s=YourStateOrProvince, o=YourCompanyInc, cn=YourFirstDomain.com"
     -DomainName YourSecondDomain.com, YourThirdDomain.com -PrivateKeyExportable $true
    
  4. 続けて以下のコマンドを実行し、CSRをファイルに保存してください。

    $reqfile | out-file c:\certreq.txt
    

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