DigiCert, Inc、Google とともに Certificate Transparency(CT)を実現する計画
2013年10月末までに CTログへの証明書の登録を開始
Googleは先ごろ、2013年12月より3地域で CT(Certificate Transparency:透かし入り証明書※注)ログを展開する計画を発表しました。計画によると、Google Chromeでインターネットを利用する際、EV SSLサーバ証明書に対して必ずCTチェックを行うということです。これに伴いDigiCertでは本年10月末までに CTログへの証明書の登録を開始します。
Googleは、インターネットの黎明期である90年代にすでに提案されていた、SSL サーバ証明書に transparency 層を追加するという考えに基づき、より信頼性の高いインターネット環境を実現しようとしています。
DigiCert, Inc.(本社:アメリカ・ユタ州)は本年、Google とともに CT(Certificate Transparency:透かし入り証明書)実現の準備に取り組み、CTをサポートする最初の CA(認証局)として、Digicert CT プラットフォームを準備しました。
CT(Certificate Transparency:透かし入り証明書)の仕組み
CT(Certificate Transparency:透かし入り証明書)は、不正に発行された証明書の早期発見・脅威の軽減のため、CA(認証局)から正規に発行される証明書の情報をCT(Certificate Transparency:透かし入り証明書)ログへ登録し、登録の際に発行される Signed Certificate Timestamp(SCT:登録済み証明書タイムスタンプ)を証明書に付与するという仕組みです。この仕組みにより、証明書利用者のセキュリティ監視能力を向上させ、誤発行された証明書や不正な証明書が引き起こす問題を回避することが可能になります。
詳細: /topics/CertificateTransparency.html
株式会社アールエムエスが代理店として販売している DigiCert の証明書
- ひとつのサーバー証明書で https://www.<ドメイン名>/ と https://<ドメイン名>/ の両方をカバー
- インストール先サーバー台数(IPアドレス数)無制限
- 緑のアドレスバーを利用可能
- 異なるOS、異なるプラットフォームも1枚の証明書で対応可能
◇価格(税込み)
1年間有効:47,200円
2年間有効:75,040円(1年当たり:37,520円)
- ひとつのサーバー証明書に最大25ホスト名(FQDN)まで追加可能(ドメイン名の異なる複数のホスト名も1枚でカバー)
- インストール先サーバー台数(IPアドレス数)無制限
- 緑のアドレスバーを利用可能
- 異なるOS、異なるプラットフォームも1枚の証明書で対応可能
◇価格(税込み)
1年間有効:68,460円
2年間有効:109,095円(1年当たり:54,548円)
- ひとつの証明書で同一ドメインの全ホスト名とドメイン名自体をカバー(※1)
- インストール先サーバー台数(IPアドレス数)無制限
- 異なるOS、異なるプラットフォームも1枚の証明書で対応可能
aa.○○○.com、bb.○○○.com、cc.○○○.com ・・等の全ホスト名で利用可能
◇価格(税込み)※9月1日より価格改定
1年間有効:89,250円
2年間有効:160,500円(1年当たり:80,250円)
3年間有効:213,750円(1年当たり:71,250円)
- Subject Alternative Names(サブジェクトの別名)欄を活用し、ひとつの証明書でドメイン名の異なる複数のホスト名や、グローバルなIPアドレスを持たないホスト名、IPアドレスそのものなどを幅広くカバー(※2)できるマルチドメインサーバ証明書
- インストール先サーバー台数(IPアドレス数)無制限
- 異なるOS、異なるプラットフォームも1枚の証明書で対応可能
- Microsoft Exchange、Office Communications Server、Microsoft Lyncに最適
www.○○.com、.srever1、1.0.16.xxx、172.16.x.xx ・・等も1枚の証明書で対応可能
(デフォルトで4ホスト名までをカバー、以後150ホスト名まで追加可能)
◇価格(税込み)
1年間有効:48,510円~
2年間有効:86,730円~(1年当たり:43,365円)
3年間有効:115,500円~(1年当たり:38,500円)
- ひとつのサーバー証明書で https://www.<ドメイン名>/ と https://<ドメイン名>/ の両方をカバー(※3)
- インストール先サーバー台数(IPアドレス数)無制限
- 異なるOS、異なるプラットフォームも1枚の証明書で対応可能
「https://www.○○.ne.jp」も「https://○○.ne.jp」も警告を出さずに表示させることが可能
◇価格(税込み)
1年間有効:32,340円
2年間有効:57,540円(1年当たり:28,770円)
3年間有効:77,280円(1年当たり:25,760円)
■会社概要
社名 : 株式会社アールエムエス
所在地 : 東京都世田谷区南烏山5-24-7
設立 : 昭和55年10月
代表 : 代表取締役 望月 忠雄
主要仕入先: DigiCert、NTT/Verio、NTTコミュニケーションズ
法人営業部 DigiCert(デジサート)担当
E-MAIL:info@rms.ne.jp
過去のニュース
- 2013年9月18日 Digicert EV マルチドメイン証明書の日本法人への提供を開始
- 2013年8月27日 証明書の再発行手数料を無料化
- 2013年8月7日 EVサーバ証明書「EV SSL Plus」の日本法人への提供を開始
- 2013年7月16日 Digicert Inc. 新社屋に移転、日本でのシェアアップを計画
- 2013年3月26日 IIS8上でDigiCertサーバ証明書を利用するための手順を公開
- 2013年3月6日 テスト用SSLサーバ証明書の無料発行サービスを開始
- 2013年2月6日 リモートデスクトップで証明書を利用するための手順を公開
- 2012年12月6日 [ DigiCert, Inc.]、2012年度 Deloitte Technology Fast 500にランクイン
- 2012年11月7日 DigiCert SSLサーバ証明書 返金保証制度を従来の15日間から30日間に延長
- 2012年10月10日 [ DigiCert, Inc.]、Wikipediaなどを運営する Wikimedia財団との提携を発表
- 2012年9月19日 連邦公開鍵基盤ポリシー局より米国連邦機関用のデジタル証明書を発行する資格を取得
- 2011年3月2日 ワイルドカードサーバー証明書 深い階層でも利用可能な新機能追加
- 2010年9月27日 Windowsサーバーでの利用に最適な ユニファイドコミュニケーション証明書の提供を開始
- 2009年11月25日 複数サーバーで利用可能なワイルドカードサーバー証明書 15日間返金保証制度を開始
- 2009年6月24日 複数サーバーで利用可能なワイルドカードサーバー証明書「DigiCert(デジサート)サーバー証明書」の提供を開始
- 2010年6月26日 複数サーバーで利用可能なワイルドカードサーバー証明書「DigiCert」専用サイトをオープン