Chromeポリシー変更でCertificate Transparency(CT)未対応証明書に警告
DigiCertサーバ証明書 2014年3月11日以降発行の全証明書でCT対応
Googleが先ごろ発表したCT(Certificate Transparency:透かし入り証明書 以下「CT」)log 展開計画が実施となったことに伴いChromeの証明書ポリシーが変更され、インストールされている証明書のCTへの対応/未対応情報が判別されるようになりました。
CT未対応のサーバ証明書の場合には証明書情報に「公開監査記録がありません」と警告表示され、利用者に証明書への不安感を抱かせるものになっています。
DigiCert(デジサート/本社:アメリカ・ユタ州)はGoogleとともにCT実現の準備に取り組んできた認証局であり、発行する証明書もこの変更に対応しています。
DigiCert の日本代理店である株式会社アールエムエス(本社:東京都多摩市)ではこれに合わせ、2014年3月11日以降取り扱う全証明書について、他の認証局に先駆けCTに対応することとなりました。この対応で、Chromeブラウザで証明書情報を表示した際には全ての証明書で「公開監査が可能です。」と記載されるようになり、サイトの信頼が高まります。
既に発行済みの証明書も再発行を行うことでCTに対応することができます(再発行手数料:無料)。
不正に発行された証明書の早期発見のため、CA(認証局)から正規に発行される証明書の情報を public log(ログサーバー)へ登録する仕組みです。
株式会社アールエムエスが代理店として販売している DigiCert の証明書
- ひとつのサーバー証明書で https://www.<ドメイン名>/ と https://<ドメイン名>/ の両方をカバー
- インストール先サーバー台数(IPアドレス数)無制限
- 緑のアドレスバーを利用可能
- 異なるOS、異なるプラットフォームも1枚の証明書で対応可能
◇価格(税抜)
1年間有効:45,000円
2年間有効:71,500円
- ひとつのサーバー証明書に最大25ホスト名(FQDN)まで追加可能(ドメイン名の異なる複数のホスト名も1枚でカバー)
- インストール先サーバー台数(IPアドレス数)無制限
- 緑のアドレスバーを利用可能
- 異なるOS、異なるプラットフォームも1枚の証明書で対応可能
◇価格(税抜)
1年間有効:65,200円~
2年間有効:103,900円~
- ひとつの証明書で同一ドメインの全ホスト名とドメイン名自体をカバー(※1)
- インストール先サーバー台数(IPアドレス数)無制限
- 異なるOS、異なるプラットフォームも1枚の証明書で対応可能
aa.○○○.com、bb.○○○.com、cc.○○○.com ・・等の全ホスト名で利用可能
◇価格(税抜)
1年間有効:85,000円
2年間有効:152,900円
3年間有効:203,600円
- Subject Alternative Names(サブジェクトの別名)欄を活用し、ひとつの証明書でドメイン名の異なる複数のホスト名や、グローバルなIPアドレスを持たないホスト名、IPアドレスそのものなどを幅広くカバー(※2)できるマルチドメインサーバ証明書
- インストール先サーバー台数(IPアドレス数)無制限
- 異なるOS、異なるプラットフォームも1枚の証明書で対応可能
- Microsoft Exchange、Office Communications Server、Microsoft Lyncに最適
www.○○.com、.srever1、1.0.16.xxx、172.16.x.xx ・・等も1枚の証明書で対応可能
(デフォルトで4ホスト名までをカバー、以後150ホスト名まで追加可能)
◇価格(税抜)
1年間有効:46,200円~
2年間有効:82,600円~
3年間有効:110,000円~
- ひとつのサーバー証明書で https://www.<ドメイン名>/ と https://<ドメイン名>/ の両方をカバー(※3)
- インストール先サーバー台数(IPアドレス数)無制限
- 異なるOS、異なるプラットフォームも1枚の証明書で対応可能
「https://www.○○.ne.jp」も「https://○○.ne.jp」も警告を出さずに表示させることが可能
◇価格(税抜)
1年間有効:30,800円
2年間有効:54,800円
3年間有効:73,600円
詳細: https://rms.ne.jp/service/testcert.html
■会社概要
社名 : 株式会社アールエムエス
所在地 : 東京都多摩市鶴牧1-4-10
設立 : 昭和55年10月
代表 : 代表取締役 望月 忠雄
主要仕入先: DigiCert、NTT/Verio、NTTコミュニケーションズ
法人営業部 DigiCert(デジサート)担当
E-MAIL:info@rms.ne.jp
過去のニュース
- 2013年11月20日 DigiCert, Inc、DirectTrustエージェント認定プログラム初の認証局として公認
- 2013年10月23日 DigiCert, Inc、Google とともに Certificate Transparency(CT)を実現する計画
- 2013年9月18日 Digicert EV マルチドメイン証明書の日本法人への提供を開始
- 2013年8月27日 証明書の再発行手数料を無料化
- 2013年8月7日 EVサーバ証明書「EV SSL Plus」の日本法人への提供を開始
- 2013年7月16日 Digicert Inc. 新社屋に移転、日本でのシェアアップを計画
- 2013年3月26日 IIS8上でDigiCertサーバ証明書を利用するための手順を公開
- 2013年3月6日 テスト用SSLサーバ証明書の無料発行サービスを開始
- 2013年2月6日 リモートデスクトップで証明書を利用するための手順を公開
- 2012年12月6日 [ DigiCert, Inc.]、2012年度 Deloitte Technology Fast 500にランクイン
- 2012年11月7日 DigiCert SSLサーバ証明書 返金保証制度を従来の15日間から30日間に延長
- 2012年10月10日 [ DigiCert, Inc.]、Wikipediaなどを運営する Wikimedia財団との提携を発表
- 2012年9月19日 連邦公開鍵基盤ポリシー局より米国連邦機関用のデジタル証明書を発行する資格を取得
- 2011年3月2日 ワイルドカードサーバー証明書 深い階層でも利用可能な新機能追加
- 2010年9月27日 Windowsサーバーでの利用に最適な ユニファイドコミュニケーション証明書の提供を開始
- 2009年11月25日 複数サーバーで利用可能なワイルドカードサーバー証明書 15日間返金保証制度を開始
- 2009年6月24日 複数サーバーで利用可能なワイルドカードサーバー証明書「DigiCert(デジサート)サーバー証明書」の提供を開始
- 2010年6月26日 複数サーバーで利用可能なワイルドカードサーバー証明書「DigiCert」専用サイトをオープン